専門学校に通う2年生は卒業まであと5ヶ月程度になり、就職活動などで忙しい時期になりました。
そろそろ焦り出す時期でしょうか?
焦る必要は全然ありませんので、じっくり考えてみてください。
何かわからないことってある?
業界に入ってやってはいけないことってありますか?
うちのチームの新人が武者修行に行くことになりまして、
修行に行くならたくさんのことを学んできてほしいと思いつつ、大体どこの撮影現場でも新人に求めているものは、同じようなことです。
このような3か条(笑)
明るく、元気よく、素直に!
走れ、声出せ、言い訳するな!
この3か条が非常にわかりにくい。
tm clubでは、かなり噛み砕いて教えているのでその内容をお伝えしておこうと思います。
説明しておきますが、先程の明るく元気よく素直にと言われると人それぞれ誤差があります。何が素直なのか?人それぞれ受ける印象も違いますし、3か条がザックリすぎる表現でわかりにくいから、できないんじゃないか?とも思っているので、誰もができるようにお伝えしたいと思います。
やってはいけない7つのポイントがあるよ
7つのポイント??
学生や、社会の勉強をしている最中の方が、プロの世界に足を踏み入れてから、必ず覚えておいてほしい“やってはいけないこと”について説明していきたいと思います。
①元気よく挨拶をする
誰でもできます。必ずやりましょう。
第一印象ってかなり大事だと思います。
自分なりにできる限り、はっきりと挨拶をする。
大きな声をだすのではなく、相手に伝えることを目的にするのが大事です。
もし仮に挨拶をしなかった場合のデメリットを考えてみてください!
②返事をする
返事もしてください。会話はキャッチボールのようにといいますが、返事をしなければ、キャッチボールも成立しません。
返事をすること。を必ずやってください。
そして、返事をしなかった場合のデメリットを自分なりに考えてみてください!!
③遅刻をする
朝早く夜遅い撮影という魔物に負けないでほしいです(笑)
「遅刻なんてしない、当たり前じゃん」
と思うかもしれません。
映画やドラマの制作に向けて自分がやれることは、無限です。膨大な時間を費やします。今までの生活では想像できないくらい寝れなかったりします。
しかし、その膨大な時間の中に無駄な時間はありません。とにかくやらなければいけないことが、いっぱいあります。
そして睡眠時間がなくなります。
いままで自分の生活を自分でコントロールしてきたと思います。
それが、社会に一歩踏み出すと外的要因で、自分の時間を他人がコントロールすることになります。
それは、映像業界だけでなく、社長になって起業しない限り、世の中全てそうです。
寝れないのを人のせいだと思うと、起きなくてもいいやという疑念が生まれ、遅刻を繰り返すことになります。
なぜ遅刻をしてはいけないかというと、信用を失うからです。
遅刻は自分の努力で改善できます。改善する努力ができるかどうかです。
自分自身との戦いと言えます。
遅刻癖がある人は、一生治りません。もちろん病気の人もいるのですが、自分が朝起きるのが弱いと思っているのであれば、朝起きれる方法を今のうちから探しておくことが重要かと思います。
まずは遅刻をすることのデメリットが何か?を考えてみましょう! !!
④嘘をつく
自分がやってしまったことを正直に伝えるのって難しいですよね?
ついつい、嘘をついてしまう。。
これも絶対にやめてください。
一つもいいことなどありません。
もちろん、その場をしのぐことはできるかもしれません。
ですが、客観的にみた場合、嘘をつけば損をしていきます。
起きたことに対して時間が経てば解決できなくなることもたくさんあります。
わからないことはわからない。それでいいので、わかったふりをしない。
やってしまったことは素直に認め、できるでけ早く上司に報告する。
特に制作部の車の事故、ぶつけてしまったものは絶対的に処理が必要です。ぶつけたことを隠さないで必ずすぐに報告をしましょう。
嘘をつくことが当たり前になってしまっているのであれば、自分を恥じてください。
もうあなたは小学生ではありません。
これから社会に出ていくのに、あなたを誰も信用しなくなりますよ?それでいいんですか?
嘘をつくことのデメリットを今一度考えてみましょう! !!!
⑤言われたことと違うことをする
なぜでしょう?そんなことしませんよ。と思う人がたくさんいるかもしれません。
本当ですか?
言われたことを素直に受け止め、そのままやれますか?
ほとんどの人が、やらないでしょう。
きっと言われたことに対し、自分なりの理解をし自分の意見をそこに付け加えて行動すると思います。
それは正しいことか?
答えはノーです。
例え、「ん?それってこっちの方が正しいんじゃない?」と思ったとしても先ずは自分の意見をのせずに言われた通りに素直にやってみることが大事です。
やってみた結果どうなるか?それをみてから、自分でやる時に、どうすればいいかを判断してほしいです。
なぜか?先輩が経験してきて思ったことをそのままやってほしいと伝えているからです。先輩が思い描くことが素直にやることで見えてくると思います。それを理解できて初めて、工夫することができるのです。理解力がないままに、変化させてしまうと今目の前で行われていることを見失う可能性があります。
言われたことを素直にやることは、実は難しいです。
それは、人に言われた何かやってもよくわからないこと(具体的に目的が見えないこと)をやるということが難しいからです。
素直にやれなければ、理解することもできない。すなわち、与えられた仕事を覚えてもいない状態で変化させているような状況です。
ちょっと難しくなってしまいましたが、言われたことと違うことをやっった時の自分のデメリットを考えてみてください!!! !!
⑥自分の目線が正しいと思う
いままで自分が、これはこうである。こうやってきたんだからこうやるのが正しい。という概念を一度全部捨ててみてください。
極端に言うと1+1=2が正しい。ということも忘れてください。
もちろん数字、数式という考え方からは1+1=2であることは正しいです。ではこういうのはいかがでしょうか?あなたに腐ったメロンを一つあげます。友達には最高級のマスクメロンをあげましょう。それに、あなたには腐ったイチゴも一つあげます。友達には、最高級のイチゴを一つあげます。どうでしょうか?同じ1+1ですが、あなたと友達は正しいもらい方だと理解できるでしょうか?
答えはノーだと思います。
同じ1+1=2には到底思えません。
世の中にはこういったことが沢山あります。
いままで、自分が経験してきた概念を全て捨てましょう。世の中におきてることは大抵がくだらないことなので、忘れても大丈夫です。むしろ、新しいことに気付く必要があります。世界でおきてるテロや戦争、環境問題なんかより、今日の夜ご飯何を食べるか?の方がほとんどの人は大事だと思っています。
自分の概念を捨てることで、もしかしたら自分が絶対正しいと思っていることが間違っている可能性があると気付くことができるのではないでしょうか?
正解など、ほとんどない世の中です。
自分が絶対正しいと思えば他の意見を取り入れることが難しくなります。
自分だけの世界はせまいです。
視野を広げ新しい世界をみるためにも自分が正しいと思うことをやめてみてください。
自分が正しいと思うことのデメリットをもう一度考えてみましょう!!!!!!
⑦ビジョンを持たない
自分が何をやりたいか?がわからないままいることは非常にもったいないです。
ビジョンを明確に持って進みましょう。
ここでいうビジョンというのは漠然とした映画監督になりたい。のようなビッグゴールではありません。
ビッグゴールを目指すためのスモールゴールのことです。
学校を卒業して、1年目に何をやるか?1年後の自分がどうなっていたいか?目指すべきポイントまでに、何をこなせばいいか?こういったビジョンを明確にすることをやっておくべきです。
自分なりのビジョンを持たなくても、なんとなくこなしていくことはできるかと思います。しかし、より効率的に、仕事を覚えていくには、ビジョンを持つべきだと思います。
ビジョンを持たずに、進んだ場合のデメリットを考えてみましょう!!!!!!!
まとめ
7つのポイントいかがでしょうか?
どれもさほど難しいことではないですね。
必ずデメリットを考えてみてください。
メリットを考えるよりも、デメリットを考えてみたほうが、何故それをやるべきかが明確になってくると思います。
紙に書き出したりしてみるといいでしょう!
お気づきかもしれませんが、全ては信用がポイントとなってきます。
信用を失うことはやめる。
信用を得ることに全力を注ぐ。
これができれば、問題なし!
頑張っていきましょう!
本日は最後までお読みいただきありがとうございました。