【コロナ支援まとめ】映像業界でコロナの影響で仕事がない人
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不織布三層構造マスク

こんな人におススメの記事です
  • コロナで仕事が延期・中止になり今後どのように仕事をすべきか困惑している
  • 映像作品が延期・中止になり、仕事を失った俳優部
  • 春から働くはずだった新人の皆様
  • コロナに対するフリーランスや個人事業主の支援が知りたい

こんにちは。

先日こんな記事を読みました。

 

‪ベテランドラマ制作部員が証言「コロナでノウハウが途絶え、ドラマが作れなくなるかも」(鎮目博道) – Y!ニュースより引用

https://news.yahoo.co.jp/byline/shizumehiromichi/20200410-00172492/‬

何ていうことでしょうか。。。

コロナの影響は本当に大きく、たくさんの仲間が未来に不安を抱き「前が見えない」そんな状況陥っていると思います。

私のところにも沢山の相談の連絡が来ました。

しばちゃんしばちゃん

お疲れ様です。5月の自粛明けからしばらくフリーターとしてバイトをしようと考えています。来月、再来月に今の状況が落ち着くと考えても制作進行が雇ってもらえる時期はまだまだ先なのではないか?と個人的に思っているのですが、ご意見いただけると幸いです。

この一文をもらうだけで、ちゃんと自分のことを考え行動できるようになっていることがわかり、1年前とは比べものにならないくらい立派に成長したなぁ。と嬉しくなる一方、困っている仲間を助けるべく、指針を考えてあげないといけません。

それでは、今後どのように考えていくべきなのかを考えてみました。

 

それでは本文をどうぞ!

 

作品が延期・中止している理由

いま映画・ドラマ業界でおきていること、それは「撮影場所となるロケ地がかりれない」ということが撮影を延期・中止している大きな原因となっています。

東京都を中心に緊急事態宣言を受けて3密を避けるための判断であるため仕方のないことだと思います。では、地方は?と考えるのですが、コロナ感染者が多い東京都からスタッフが行くことによって地方にコロナを増やす原因になってしまうため芳しくありません。また大切な仲間たちに命の危険を背負わせてまで、撮影をしていくリスク。これらが相まって、撮影はやめるべきという判断を下しております。

この状態がいつまで続くのでしょうか?

5月6日に緊急事態宣言が解除されたとしても、すぐに再開を目指している場合、第2波の可能性や緊急事態宣言の延期の可能性もあるため、最低でも5月末までは、再開すべきではないと考えております。

「もし5月7日から撮影したいから仕事あるよ」と誘われたとしても一度冷静になり考えてもらいたい。生活が厳しくても、今は我慢して耐えるべきだと考えます。

 

なぜ我慢して耐えるべきか?

コロナが終息するかどうかは誰もわかりません。

もしかしたら1週間後に奇跡的に終息しているかもしれないし、来年まで続いているかもしれません。

なぜ5月7日からの仕事がリスクかと申しますと、さらに延長する作品に雇われている可能性があるということです。コロナの影響で予算の資金繰りが大変な状況であることは誰もが予想できると思います。延期した作品は追加予算が必要ですが、すべての企業がダメージを受けている今そこまであてにできないので、5月7日からさらに延期という判断をした場合お金がでないプロジェクトに雇われていて、待った挙句に資金難で中止という判断もありえます。その状況になった場合は最悪です。

そうならないためにも、冷静に判断することが大切です。

焦って仕事を決める必要はありません。

そのために国や都からの支援は必ず利用しましょう。

フリーランスのための支援

私が知人から得た情報をまとめてみました。①と②は誰もが申請できると思うので、参考にしてください。

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①新型コロナウィルスの影響を受ける文化芸術関係者に対する支援情報窓口

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/sonota_oshirase/2020020601.html

②フリーランス・個人事業主用

https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukin.pdf

経済産業省新型コロナウイルス感染症関連

https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf?fbclid=IwAR1kvtJ07f0WRBIQHIJcVIzXmEGf_I-2uvXAoHs9mAKQDyZywMFqNvQHQDs

※下記は上記の内容と被っているところもありますので飛ばして頂いても問題ありません。また調べきれていない部分もあるので、間違っている内容もあるかもしれませんので、ご了承下さい。

・個人向け緊急小口資金等の特例
収入の減少や失業等により 生活に困窮し、日常生活の維持が困難になった場合、無利子でお金を借りることができます。
緊急小口資金と総合支援資金(生活支援費)二種類あります。総合支援資金なら世帯で月20万、返済は10年かけてもOKという凄い内容。相談先はお住まいの市町村社会福祉協議会(社協)です。
https://www.shakyo.or.jp/guide/shikin/seikatsu/index.html

・国税の納付の猶予制度
税金の納付を遅らせることができます。

・電気・ガス料金の支払いについて
料金の支払期日を1カ月繰り延べすることができます。相談先は契約している電気・ガス会社です。

・事業者への無利子・無担保融資
フリーランスを含む、新型コロナウイルス感染症による影響を受け業況が悪化した事業者は、実質無利子・無担保で融資を受けれます。もちろん融資は返さなければならないことを前提に借りてください。

・他にも
年金、健康保険料などは元々、猶予や免除、分割などができますので、ヤバい!払わなきゃ!と焦らず相談してください。

積極的に制度を利用して我慢できる体制を作りましょう。

まとめ〜いまやるべきこと

※ここから先は個人的な意見なので、必要のない場合は読み飛ばしてください!

映像業界で働いていると1番上にあるベテラン制作部の木村さんの記事の中にも出てきますが、この業界でしか働くことができないという考えを持っていると、副業もできませんし、何かあったときにお金を稼ぐ手段がなくなってしまいます。

日頃から私のチームには口をすっぱくして伝えておりますが、収入の柱を作るための算段をすべきです。

「どうやって?」「24時間体制で作品と向き合ってるんだから無理でしょ」と思う人も多いかもしれません。

そんなことはありません。

自分のスキルを売ればいい。書ける人はブログを書けばいいし、書くのがめんどくさい人はYouTubeをやればいい。撮影・編集のスキルがあるなら動画を作りたい人が沢山世の中にいるのであぷろーちすればいい。美術さんはデザインをやればいい。俳優志望の人はTIKTOK、Facebook、Twitter、showroomなどのSNSをはじめて自分のファンを増やせばいい。やろうと思えば業界で学んだ知識とスキルだけで、お金を稼ぐことはできます。

『視野を広げること』

まずはここからです。

映画やドラマ以外にも目を向けること。

これからしばらく制作現場は、負債の回収をしようと考えるところが多いと思います。

どういう意味かと申しますと、クオリティ高くいい作品を作ることよりも、マイナスになることを防ぐために削って守る方向に偏っていくと考えています。

今よりももっと余裕がない過酷な体制になるところも出てくるはずです。

『自分を守ること』そのためにも今は我慢すべきだと考えております。

コロナで仕事が中止・延期した人は、コロナが落ち着くまでの間で、一つでもいいので収入の柱を他に立てるための準備をしてみてはいかがでしょうか?

本日も最後までお読み頂きありがとうございました!!