【映画】ウソも信じ続ければ本物になることがある!コンフィデンスマンJPレビュー
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久しぶりに映画館に行って参りました。

「コンフィデンスマンJP プリンセス編」

連続ドラマも、スペシャルドラマも、ロマンス編も、面白かったので、期待大。
まだ見たことがない人は、今ならAmazonプライムビデオで、ロマンス編を見れますので、プリンセス編を観る前に、見ておくのがおススメです。

映画が始まる前に流れる予告で、コロナ対策をしている動画が流れてきて、映画館で映画を見れるって幸せだな、早く元どおりになるといいな。
と思いつつ、映画ドロボーが新しくなっているのにも、驚きつつ(笑)

 

新トレーラーはこちら💁‍♂️

引用:映画泥棒公式Twitterより

いやーやっぱり映画館で観る映画は最高ですね。
というわけで「コンフィデンスマンJP プリンセス編」レビューしていきます。

 

ここからが本文です。
※ネタバレも御座いますので、ご注意ください!

 

コンフィデンスマンJPとは?

引用:コンフィデンスマンJP公式ホームページより

 

まずは、コンフィデンスマンJPを知らない方もいらっしゃると思うので、
軽く説明をさせて頂きます。

コンフィデンスマンJPは、フジテレビの連続ドラマ(2018年4月期)で高視聴率を記録し、シリーズ化している作品です。

 

物語概要

長澤まさみさん演じる、主人公(ダー子)が、ボクちゃん(東出昌大さん)リチャード(小日向文世さん)とチームになり、悪徳企業やマフィアからあらゆる手段で、お金を騙し取る詐欺師VS詐欺師の物語です。

毎回豪華キャストがゲストで出演しているのも魅力的です。
また、物語が進むに連れて、ゲストで出てきた詐欺師が、仲間になっていくのも見どころでもあります。

注目すべきポイントはこちら↓

キャラクター

コンフィデンスマンJPは、なんと言ってもキャラクターがとても面白い!

昨今では漫画が原作となっている作品が多いため、原作を知っている作品であれば、そのキャラクターがどんな人物か見る前から知っている事はありますよね?
例えば、ワンピースのルフィだったり、ドラゴンボールの孫悟空や、北斗の拳のケンシロウ、今日から俺はの伊藤君など「最初からそのキャラクター好き」となれるやつです。

映画の場合、2時間という短い時間の中で、主人公となるキャラクターにどこか共感してもらわなければいけないので、その仕掛けはいつも困難を極めております。

フジテレビはドラマから映画を作るのが、とても上手いので、ゼロから作り出したキャラクターを上手いこと仕上げています。

コンフィデンスマンでは主人公のダー子、長澤まさみさんのキャラクターがなんと言っても愛おしい。もちろん演技力も素晴らしいですし、ダー子というキャラクターが毎回どんな嘘をついてくれるのか?ワクワク期待してしまいます。

プリンセス編の注目キャラクターは、五十嵐です(笑)
あの夫人と。。。

 

コンフィデンスマンのすごいところ

詐欺師の話なのに、どこか共感できる

詐欺師と言えば、世の中では印象が悪いですよね?

凶悪な悪徳企業やマフィアのボスを騙しているとしても、それでも詐欺は詐欺。

どんなにいい人でも、詐欺はダメ。
詐欺でお金を巻き上げるなんて、ひどい話です。

コンフィデンスマン=詐欺師なのに、見ていて嫌な気分になりません。

ここが、この物語のすごいところの一つだと思います。

見方がわかりやすい

もうシリーズになっているので、たくさんの人がわかっていると思いますが、
本編で詐欺をした方法をわかりやすく説明してくれる構成になっています。

これがコンフィデンスマンの上手い仕掛けの一つ。

例えば、映画を見たときに「あれこのシーンなんの意味があるの?」と思うところがあると思います。全編見た後に、もう一度見返してみて、初めて意味がわかった。という経験はないでしょうか?この部分をわかりやすく誰がみてもわかる様に説明してくれます。

このわかりやすさは、この物語はこうやって見てくださいという説明になっているので、見る方も、なるほど!と内容を一瞬で把握できます。
誰も置いていかない優しい構成に納得してしまいます。

基準を示してくれる

映画を見るときの注目ポイントに基準を作ることをおススメしています。

基準って何?と思う方も多いかと思いますが、基準がないとどう評価していいのかわからなくなってしまうのではないでしょうか?

例えば、映画をみて、感想が面白かった。。。
となってしまう人は、特にそうです。

ここでいう基準とは、自分の過去に経験をしてきた何かと比べてみることです。
それは、ドラマでもいいし、漫画の本でもいいです。

あのドラマより面白かった→どこがあのドラマと違っていて面白かった?
のように、元の基準としている何かと相違点を探してみると、ただ面白かった。の感想から、あの部分が前に見たドラマよりも面白かった、主人公が可愛かった、物語が複雑だったと感想が言えるようになると思います。

少し脱線してしまいましたが、コンフィデンスマンの基準はわかりやすさです。

エンタメの王道を進んでいるので、例えるなら好きな漫画の本を読んでいるみたいな感覚です。登場人物のセリフに対して、考える部分も出てきますが、詐欺のネタバレのところで、全て拾って説明してくれます。

わかりやすいっていいですね。

長澤さんの演技力も上乗せしてきますし、コンフィデンスマンはこう観てください。という見方が明確で、基準をひくく設定してある為、わかりやすいエンタメ作品となっています。

まとめ

ウソも信じれば本物になる可能性がある

何をやるにも強く信じる想いって大事であり、この言葉って本当に起きると思いませんか?
信じて、信念を貫いて本気でやれば、はじめはウソでもやがて本物になる可能性は、どんなことにも秘めていると思います。

コンフィデンスマンといえば、最後に膨大なお金を巻き上げて、パーティーシーンで幕を閉じるのが定番となっているのですが、今回は、お金もさることながら、お金よりも大事なものを手に入れて終わったのが印象的でした。

これは。。

次回に続く可能性がありますね(笑)

ダー子に、この後どんなことがおきて、気持ちが変化していくのか?
次回もとーーっても楽しみにお待ちしております。

本日も最後まで、お読み頂きありがとう御座いました。

※ソーシャルディスタンスの映画館は、前後左右一つずつ席が空いていて、混んでいる映画館に行っても、いつもよりもゆったり見れますので、おススメです。
お時間あれば、いい映画がたくさん公開されているので映画館に行ってみてはいかがでしょうか?