制作部の仕事〜ロケハンのやり方

最近テレビドラマや映画を見ていて思うことがあります。

知らないロケ地が出てこないなぁ。。

もちろん20年も業界にいれば当たり前かもしれませんが、経験値が豊富になり知っている場所も多くなってくるので当たり前かもしれませんが、それにしても「もう少しロケハンを頑張って欲しい」と思ったので、ロケハンのことをお伝えしていきます。

ロケハンとは?

そもそもロケハンって何?と思う方もいると思うので軽く説明しておきます。

ドラマや映画を作るときに、ロケ地を選定する作業があります。脚本に出てくる場所を探す作業、それがロケハンです。脚本を書くためにやる作業はシナハン(=シナリオハンティング)です。

ロケハン=ロケーションハンティングです。

そうです。狩人になってロケ地を狩るんですw

冗談はさておき,、このロケハンと言うのがとても難しいのです。

何が難しいかと申しますと先ずは脚本を読んで、その脚本にあてはまるシチュエーションを考えなければならない。

喫茶店という場所が出てきたとして、そこが近所にある設定なのか?駅前なのか?古いのか?新しいのか?そこに行く人物はなぜそこに入ったのか?アクションシーンがあるのか?座る向きや撮影しやすさ、広さはどうなのか?など本当に沢山の要素を集約し、想像に想像を重ねた上で、場所を選ぶ。

選ぶだけではダメで、その場所が実際に借りれるのか交渉していきます。

一つの場所を選ぶのに、映画を作る人は、場所探しをするだけでも、沢山のことを考えて探していくのが理想です。

ですが、昨今のドラマや映画は準備期間が短い上に、制作費の制限などもあり、あらかじめ「場所を貸します」という所をロケハンし、その経験上の中でロケハンしていく制作部が多い気がします。

辛口に言えば「はっきり言って、そんなのロケハンって呼べるの?」と僕なんかは思ってしまうのですが。。

ではどんなロケハンが理想なのか?

理想的なロケハンのやり方

オススメは、とにかく足で探し回ること。

家のロケハンなら、自分が想像した家を見つけて、チャイムを鳴らし突撃するくらいの勢いでガシガシろけはんすることです。

なぜかと言うと、、、

これをすることにより圧倒的な行動力が身について行くのです。

ロケハンとは、「行動力」と言っても過言ではありません。

圧倒的な行動力でロケハンをすれば、沢山の人に交渉できます。交渉相手はいろんな方がいるでしょう。やればやるほど自分のスキルが上がります。

足で回ることにより沢山の街、空間を見ることにより、知識がドンドン増えていきます。気づけば、カーナビいらずで東京を車で走れるようになります。タクシーの運転手さんより道が詳しくなるでしょう。

行動力が身に着けば、他の様ざまなことに応用して使っていけます。

ロケハンをガシガシやるだけで、ラッキーだと思いません?

制作部の場合、ロケハンをするのが、主任になってからではあるのですが、新人の主任が大きく間違えていることがあります。

ロケハンをやるのに経験値はいらない

どういうことかと説明しますと、先ほども言いましたが、ロケハンは行動力です。圧倒的な行動力があれば交渉のスキルなんてすぐに身に付きます。

行動力によって身に付けたロケハンのスキルは、ある程度の所までいけばそれ以上ロケハンでは伸びないので、対する経験値とは“過去に探して撮影ができた場所を知っている”ということくらいです。

その経験値はなくても、過去に撮影した場所は、インターネットで調べたりすれば、これだけ情報があふれている世界ですから、すぐにでも探すことができます。

経験値がなくても全く問題ありません。

それよりも、とにかくガシガシやること=行動力を高めること

足で回るロケハンをしたことがない人は、この行動力に差が出る傾向があり、ロケハンがとんでもなく遅いと感じています。それに加えて、その人のスキルが低いようにも思えます。

もし自分がそうだとしたら、ロケハンの仕方を変えてみることをオススメします。

まとめ

ロケハンって何か?=行動力ということを覚えておいてください。

経験値など入りません。

自信を持って、自分が気に行った場所を探し、交渉してみてください。

自分がココだ!とピンときたロケ地が、ドラマや映画の中で使われているのを見ると、とにかくワクワクします。

こだわりを持ってロケハンができるようになりましょう!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。