本日は訳あって、神戸に行ってまいりました。
東京から新幹線と在来線を乗り継いで、約4時間。
神戸の滞在時間15分。。ちーん。。、
そして今帰りの新幹線の中でライティングの作業をしているのですが、何があったかというと。
映画の制作をしていく中でよくあることではあるのですが、沢山のスタッフがいる中、すれ違いが起きてしまい、なぜそのようなことが起きてしまったのかを説明し謝罪してきました。
言った言わないの話が起きたり、いろんな理由で人間はぶつかり合います。
そんな時に、その場をどのようにおさめられるか、あなたならどうしますか?
仲をとり持って解決するのでしょうか?
誰かのせいにして切り抜けるのでしょうか?
やり方は様々ですが、僕の場合こういう状況になってしまった場合にすることは、客観的に物事を見て整理するようにしています。
問題が起きてしまった場合、その問題を長引かせることに一つもメリットはありません。むしろデメリットだらけです。
そう考えると、できるだけ早く収束させ、尚且つ収め方で少しでもプラスになるように展開させることができれば、起きた問題も必要なプロセスに変化させることができます。
こういう考え方が大事ですし、プロデューサーはそれができないといけません。
さて、本日の本題は、ギャラの話です(笑)
いやーー生々しい(笑)
みんな知りたいですよね?
何か心配なことある?
ギャラっていくらくらいもらえるんですか?
新人に聞かれる一番多い質問がこれです。
生活していくことの悩み、特に女性は親が心配するので、この辺りは知っておくべきかと思います。
ギャラの相場っていくらくらい?
業界の相場は技師、チーフ、セカンド、サードとだいたい4段階に分かれています
技師(カメラマン、照明技師、美術デザイナー、チーフ助監督、制作担当など)
平均して70万くらいをベースに力量や経験値で上がっていきます。
チーフ(撮影や照明チーフ、助監督セカンド、制作主任など)
60万前後
セカンド(撮影や照明セカンド、助監督セカンド、制作主任など)
40万〜50万前後
サード(撮影や照明サード、助監督サード、制作進行など)
25万〜40万前後
新人(見習い含む)
5万〜20万前後
といった感じです。
仕事を覚えたてでも、一流の大学を卒業して社会人になった、サラリーマンの初任給よりも貰っているかもしれません。
これを高いと捉えるか安いと捉えるかはあなた次第ですが、まずは仕事を覚えてとにかくトップを目指すこと。
自分に価値がでたら欲しいだけ貰えばいいと思います。
自分の価値を知る
では、ギャラってどうやって決まるのでしょうか?
質問です。
あなたは、明日から撮影に参加することになりました。映画の制作をする上で、撮影現場であなたが出来ることはなんですか?
どうでしょうか?何ができますか?
元気のいい挨拶?
お茶配り?
ゴミのかたずけ?
参加した映画にとってあなたにどんな価値があったでしょうか?
挨拶ができても、映画の制作に何かプラスになりましたか?
もし何もできないのであれば、あなたの価値はゼロになります。
現場に出れば交通費の支給、食事の支給などはありますので、限られた制作費から捻出されたお金は作品から引かれていきます。
あなたが参加したことで、その作品はマイナスになったのでしょうか?
がーーーーん。
愕然としますね 笑
いま、気づくことができましたね。そうならないために、今のうちから学び自分の価値を高めていく努力をしておきましょう。
もう一度お伝えしておきます。
基本的に、新人の価値はゼロです。
そのゼロを新人のうちから、どんどん積み上げて自分の価値を高めておきましょう!
まとめ
はっきり言います。
いまお金のことで悩んでいるあなたは、無駄な時間を過ごしています。
まずお金のことを知らないのだから、悩んでも悩んでも解決できません。
お金のことで悩むのならば、自分の生活レベルの基準値を調べるべきです。
家賃がいくらか?
1ヶ月どれくらいの食費がかかるか?
光熱費はいくらか?
税金や交際費、などなどいくらあれば自分が満足に暮らしていけるか?最低限に必要なお金を算出してみてください。
きっと10万前後でもいきていけると判断できるでしょう。
もしかしたら、どこかに居候させてもらえたら、5万円もあれば不自由なく暮らせるでしょう。
そこにたどり着けたら次のステップです。
自分が新人からプロになるために、何ヶ月間修行にあてられるかを決めることができると思います。
やるべきことが少しはわかりましたでしょうか?
もっと詳しく聞きたければtm clubにお申し込みいただければ、ギャラの交渉術含めお伝えすることも可能です。
ギャラって大事ですよね?
ギャラを上げる一番簡単な方法は自身のブランド化です。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。