- アフレコについて
実は、昨日現在制作している映画のアフレコをこっそりしてきました。
アフレコって言葉聞いたことありますよね?
そうです。映像にない音を後から吹き替えて入れていく作業になります。
やってみるとかなり難しいんですよ。
本日はそんなアフレコのお話です。
ここから本文になります。
アフレコの工程
アフレコを録る時はどんな場所でやるか?
これは、録音のできるスタジオで行います。
ただ、個人で作る映像などは、家でiPhoneのボイス機能を使って録音しても問題ないかと思います。
あくまでも、劇場公開するような作品は、、という意味です。
まずセリフを入れたい場所の映像を一通り見た後、「この部分でこの様にセリフを入れてください」と監督から指示が出て行います。
もちろんアフレコ用に台本を作って台詞を明確にしておきます。
俳優さんによっては、タイムコードを入れ事前に練習し、タイムを見て喋るところを調整してきてくれる熱心な方もいました。
ですが、アフレコは後録りのため、映像とずれて録音しても映像に合わせ直したり、あいだのコマを抜いてリップが合うように調整出来たりもします。
すごいですねーーー。
何でも、できちゃう。
アフレコで収録したのは息遣い!?
実は昨日のアフレコは、天気さえも操るNさんでした。
Nさんは、撮影現場に来るとき脚本を頭に入れて、完璧にこなす方なのですが、今回は。。。
実は息遣いを録らせて頂きました。
息遣いで呼んでしまう豪華さ(笑)
今回の映画は息遣い重要なので、とてもお忙しいのに、ありがとうございます。
ほとんどのテイクは一発OKでした。
タバコを吸って吐く、なんて音も録らせて頂きました。
アフレコは、セリフだけではなく、息も録って映像に重ねたりします。
アフレコになってしまう原因
撮影現場で音が録れないの?
と思う方もいるかもしれませんが、撮影の環境次第で、録れ高は、かなり変わります。
風が強かったり、周りの環境音がうるさかったり、すると余計な音まで入ってしまいます。
昨今ではステディCAMを使い縦横無尽に360度回りながら撮影するものもあります。
その場合マイクを仕込むことや、俳優を追いかけることが出来ないため、音は同録できません。
現場でオンリー録りと言って、同じ環境で台詞だけを撮影したりもしますが、それでも合わなければアフレコをすることになります。
アフレコのおかげで、スケジュールさえ許せば、後からセリフや息遣いを足したり、編集が終わってから追加したくなったセリフなどを足して作品を高めていくことが可能なります。
アフレコ偉大だなぁ。
録音に関しての知識は、薄いのでこれから勉強を重ね、シェア出来る様に勉強していきます。
8月になったら、ダビングの作業があるので、次はダビングについても解説していきますね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。