安倍晋三内閣総理大臣は「この1、2週間が感染拡大防止に極めて重要であることを踏まえ、感染リスクのあるイベント等は規模縮小、中止の対応要請する」と発言した影響を受け映画界を含めたエンタメ業界が自粛の方向に舵を切りました。経済を守るためと大人の規制ができず、すこしでも感染拡大を阻止しようと子供達の外出を規制する措置を取った日本。
現在、映画館に足を運ぶのは30代よりも若い層の方が多くなってきている中、映画業界にどのような影響を及ぼしているのか?
映画館の休館、チケットの払い戻し情報
- Bunkamuraル・シネマ
- 国立映画アーカイブ
- 岩波ホール
- 早稲田松竹
- シネマエクスピアリ
上記の映画館は上映を中止している。
- TOHOシネマズ
- イオンシネマ
- 松竹マルチプレックスシアターズ
- 109シネマ など
上記の映画館は〈チケットの払い戻し〉を行うことを発表しました。希望者は上映時間前までに劇場への連絡が必要となります。
公開延期作品・イベント中止情報
「映画ドラえもん のび太の新恐竜」
「映画しまじろう しまじろうとそらととぶふね」
上記の2作品は公開延期を発表した。
また現在公開中作品の「初恋」「ステップ」「弥生、三月君を愛した30年」「一度死んでみた」「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY」「2分の1の魔法」「在りし日の歌」など映画試写会や舞台挨拶などのイベントも軒並み中止になっています。
全国の映画祭
3月6日に授賞式のある日本アカデミー賞は一般客、マスコミを入れずに開催することが決定しています。
- 広島「第4回尾道映画祭2020」(2月28日〜3月1日)
- 愛知「ええじゃないか とよはし映画祭2020」(3月13日〜15日)
- 「Anime Japan2020」(3月21日〜24日)
上記イベントは中止になりました。
「沖縄国際映画祭(4月16日〜19日)は規模を大幅に縮小し、映画上映やレッドカーペットなど多くの集客を見込む催しを中止しました。
大阪アジアン映画祭、高崎映画祭は一部の企画を中止し開催する方針です。
映画・ドラマの制作現場にも影響あり!?
映画館やイベントだけでなく制作現場にも問題が多発しております。撮影予定だったロケ地がお借りできなくなったり、撮影隊は多人数が集まるために方法を模索したりと影響はかなり大打撃です。
今期の連続ドラマは医療ものもありますし。
病院のロケ地なんかは毎回違う場所を回って撮影している話を聞きました。
この状況で呑気にエンタメ作ってるのか?なんて思う方もいるかもしれませんが、もしエンタメが世の中から消えたら、家に隔離されてやれることも少なくストレスに晒されている中、もっと憂鬱になってしまいませんか?今だからこそエンタメは頑張って世の中を明るく元気にしていかなければいけません。
制作現場でも様々な対策をしておりますが、世の中の様子を見ながら邁進できるようにやり方を考えて行きたいと思います。
コロナに負けるな!
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。