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【メモの力】映画を観る方法を考える①

こんな人にオススメ
  • 映画を観た時の感想が面白いだけになってしまう
  • 映画を見てもよくわからない
  • 映画からたくさんのことを学びたい
  • 今よりも映画を楽しく観る方法が知りたい

映画観てますか?
本読んでますか?

こんにちは。今日は映画をどの様に観るかを考えたいと思います。

映画ってどうやって見るんだろう?

映画を見にいく理由は人によって様々だと思います。

誰と見るかも様々です。
友達、彼女、1人でまったり。

映画を観るのは、自由です。

そうなんです。自由。

誰にも、何にもしばられることなく、
自分の好きな時間に、
好きな人と好きな物を食べながら見る。

好きな様に感想を言ったり、思ったり、共有したり
SNSに投稿したりもできますね。

見たいと思った人だけが得られる自由な時間と空間。

映画っていいですね〜笑

映画を観る方法を考えよう

20年近く映画やドラマの業界で制作をしてきましたが、
私も映画ってどうやってみたらいいんだろう?と
ずっと思っていました。

本を買うときのことを思い出してみて下さい。

本を買うのと同じくらい映画にも学びはあるんです。
2時間でどれだけの学びを得られるか?は、
見る目線次第で、どんどん大きくなります。

映画の目線は知っておいて絶対損はない!
むしろ知らなかったらもったいないです。

観る理解度が高い方が映画は面白いのは間違いありません。

私も評論家の皆さんの様に年間300本観てます。
と言ってみたいのですが、そこまで見ているわけではないので、
何となく皆さんに近い目線でお話できると思うので、

「映画をたくさん見ていない人でもより一層楽しく観る」

をテーマにお伝えしていこうと思います。

作品のテーマを見つけよう

作品のテーマを最初に見つけるとその映画をどうやって見ればいいかが明確になってくるので、とても見やすくなります。

例えば、最近の作品だと「コンフィデンスマンJP」や「今日から俺は」が大ヒットしておりますが、二作品ともドラマからの流れもあり、とてもわかりやすいですよね?

ネタバレにもなってしまうので、内容は割愛しますが、テーマがわかりやすい作品は、見やすいです。

作品が始まってから数分で登場人物の誰かが問題を提起したり、主人公に問いかけたりすることが多いです。

例えばですが「よく考えてから願いをかけろ」とか「お金よりも大事なのは家族」みたいな台詞のことです。
かなりわかりやすい例ですが、何気ない一言で表現されていることもあります。
主人公は、この時点では、その意味を理解していませんが、
やがてその言葉が重要な意味を持っていたことに気づくのです。

良い映画には必ず論点や主張が様々な形で主張されています。

「こんな人生ってどう思う?」
「その意見、賛成?反対?」
「その行動、夢、目標には価値があるだろうか?」
「お金と幸せどちらが大事?」
「優先されるのは組織?個人?」

次にテーマを議論します。

主張に対する賛成・反対意見を吟味して様々な角度から問題をとらえたり、主張を証明したりします。

良い映画は必ず何かを最初に主張しています。

冒頭5分長くても10分以内にある、このテーマとなる台詞や行動に注目することで、
その映画の根幹部分に触れることができます。

あとは簡単ですね。
そのテーマに対して映画の中で、いろんなキャラクターが説明を重ねてくれる部分を追いかけながら、自分がどう思うかを想像していく。

2時間映画を観るだけで、あなたの経験が変わってくるターニングポイントを見つけられるかもしれません。

「テーマを探す」

やって見る価値はあると思いませんか?

まとめ

いかがでしょうか?

脚本を作る目線や、映画制作の目線で物事を考えると映画に込められた中身が少しずつ丸裸になり、いろんなことを吸収できると思います。

しばらくは、映画を観る方法を考えていきたいと思います。

映画館はどこがいい?
どんなジャンルが面白い?

などは、過去に書いた記事コチラをご参照ください!

音にも注目しよう!映画を今よりも10倍楽しくみる知識②

本日も最後までお読み頂きありがとう御座いました!!

 

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