ロケハンのやり方②〜空き家の活用と使い方
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ついに完成したと連絡がありました。

ドラマや映画の家を探す時に、日常とはちょっと変わった家を探すことが多いです。それは、登場人物に色をつける意味もあるのですが、、

「憧れ(笑)」

「こんな家に住んでみたい」

と見た人に思ってもらえるような家を探すということも視野に入れて探していきます。

撮影用のハウススタジオというものが世の中に沢山あるのですが、日常に合わせた普通の感じのテイストが多く「ちょっとだけオシャレでポップな撮影スタジオってないかなぁ。。」とずっと思っていました。

そんな中、先輩がこんなスタジオを作ってくれました。

アメリカンハウススタジオ(コチラをクリック)


府中新町の住宅街に佇む、府中アメリカンハウススタジオ。1950年代に建てられた貴重な米軍ハウスがベースとなっている平屋一戸建て。
レトロな雰囲気のリビングルームは広く、天井高もあり、寝室、書斎も米軍ハウスならではのお洒落な雰囲気です。

アメリカンハウススタジオの詳細はコチラをクリックお願いします!

空き家を活用する

使っていない空き家がある人は、こういった撮影に貸し出してみるのはいかがでしょうか?

有効活用できるかもしれません。

「やり方がわかりません」という人は、ご相談ください。映画やドラマで活躍する現職の美術デザイナーに空き家をデザインしてもらうこともできます。


ご紹介が長くなってしまいましたが、最後に家をロケハンするときのやり方を考えてみたいと思います。

家を探す方法

家を探すときに気をつけておかなければいけないことは、立地です。

最近の主たるロケハン方法はネットを使ったリサーチですが、ネットだとわからない周りの環境が重要だったりします。

家の前に公園があったり、川が流れていたり、新興住宅に住んでいたり、家の環境に一つ色をつけるだけで、そのロケーションが輝いてきます。

ただ探すのではなく、何かしらの色をつけていくだけで、そこに住んでいる人の何かが見えてくる、その何かを表現する家はそこでいいのかをもう一度考えながら、ロケハンをしてみると想像力をあげていく練習にもなると思います。

探し方に関してのオススメは足で探し回ること

主人公を住ませたい街に行って、川や公園など理想とする環境を探しそこに合わせて家を探すのがベターです。

もちろんすぐには見つかりません。むしろ、やってみて見つからないのもロケハンです。足で回ってみることが重要で、物語を作る上で大切なのは「点ではなく線を結びつけること」そこを意識してやってみてください。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。