テレビドラマや映画のロケ地を探すのは制作部と言われる部署です。
制作会社から仕事の依頼を受け、脚本の目処がたってから最初に集められます。
僕はプロデューサーになる前まで、この制作部という部署に所属していました。 主な仕事は↓です。
- 予算管理
- ロケ地探し
- 挨拶回り
- 許可どり(道路や公園や施設など)
- 車の手配
- お弁当発注
- スケジュール管理
映像作品を制作していく上で重要な任務を任されております。
今回は、その業務の中で最も重要な任務
ロケハン
について書いていこうと思います。
ロケハンとは、脚本に出てきたシーンから実際に撮影ができる場所を探してくる作業です。
これが簡単なようで、奥が深くめっちゃ難しいです。
脚本を読んで監督がイメージするものと実際に撮影でお借りできる施設、または交渉の末お借りできた施設はが全く別なものであることもあります。
脚本からのイメージは100人が読んだら100通りの考えがあって、その100通りの考えの中のベストを導き出さなければなりません。
ロケーションが非常に良い場所でも、周りの音がうるさければ台詞がとれなかったりしますし、人が多く集まってくる場所であれば撮影をしている余裕がなくなる場合もあります。そのため総合的にどうすることがベストか時間をかけてロケ地を探す必要があります。
ロケハンのやり方は大きく分けて2通りあります
- ネットの情報で探す
- 足を使って探す
ロケハンのやり方を教える人にもよりますが、僕は断然2番をお勧めします。これには深いわけがあります。しかし足で探すやり方は簡単ではありません。僕のチームに所属している人には時間をかけてその方法を教えることができるのですが、別なチームにいる人には時間をさけないため、なかなかお伝えすることができません。
もし知りたい方がいれば是非一緒にやりましょう(笑)